About The Watermark Collection
ウォーターマークコレクションについて
Back in ‘76
1976年からの歴史
創業者ハーマン・アベルが Watermark を設立したのは、金属仕上げへの情熱によるものでした。それは、現在でも当社の価値観の核となっています。長年にわたり、当社はハーマンによる秘伝の工法をいかに製品に応用するかを研究し、ブルックリン中のさまざまな職人を雇用して、ユニークな基幹製品の制作のために協力を仰いできました。
当社のインスピレーションは、身近にある建築物のディテールや、工学的構造を観察することから得ています。それを製品のデザインにどのように反映させるかについては、時にブルックリン地区の建築家やデザイナーからの意見も頂いています。
ハンドメイドならではの丁寧な仕事を通じて、すべての製品が自社工場で生産されています。その結果、ニューヨークの W ホテル、上海のリッツカールトンなど、世界で特に厳しい目を持つお客様からもお選びいただいています。
V8 Engineering
V8 エンジンに影響されたものづくり
ウォーターマーク社が作る製品は、すべて長持ちするように設計されています。有名なアメリカの V8 エンジンからインスピレーションを受け、耐久性を確保するため、製品にはできる限り過剰ともとれるほどのエンジニアリングを施しています。他のメーカーが 18mm のパイプで蛇口を製造しているのに対し、ウォーターマーク社は 21mm まで肉厚を増やしています。他社が 1 層のラッカーで仕上げているのに対し、ウォーターマーク社は 2 層のラッカーで仕上げています。他社が 1 層のハンドシャワーを提供している一方で、当社では 2 層目を用いて、表面の熱伝導を確実にコントロールしています。
他社とは異なり、当社の製品はすべて無垢の真鍮で作られています。お客様に純度の高い水を提供できるよう、困難な方法ではありますが、原料を鉛フリーのストックから調達しています。
Skillset Preservation
技能の継承
製品に必要な数多くのネジや固定具を製造するため、高度なコンピュータ制御の工具も使用していますが、昔ながらの機械も併せて使用しています。このような機械は、長年にわたって機械を操作し、その特質を知り尽くした熟練工でなければ扱うことができません。しかし、そのような機械を活用できること、またそのケアを徹底しているおかげで、他社では提供できないような表面のテクスチャーの製造、特注のオーダーが可能となっています。
細やかな手触りから作業の安定性まで、仕上げの工程は時間をかけて習熟することでしか実現しないプロセスです。当社で作られるすべての部品は、手作業による研磨、メッキ、スプレーの独自の組み合わせを経て、熟練工の納得できる品質に仕上がるまでに、中には 80 人が作業に携わり、2週間かかるような場合もあります。
Sealed with our Signature
厳密な検査と入念な梱包
オーダーメイドの生産に携わる職人たちは、常に小さな欠陥も見逃すまいと目を光らせつつ、無数の部品を、動作テストへと送る前に、時間をかけて所定の位置にはめ込みます。抜き打ちテストを行うだけではありません。
製造するすべての製品について、部品およびバルブが正確に組み合わされていることを保証するために、一連の水圧および気圧テストを通過させています。そのため、製品はただの緩衝材ではなく、ペーパーで包んで輸送されます。それは、輸送中に製品に残った水滴を吸収するためです。